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ビザ申請手続き、ホストカンパニー面接体験レポート 〜J-1ビザ取得までの道のり〜
1-1. ICLS訪問
1-2. 第1回ビザ面接
1-3. ホストカンパニーとの面接
1-4. 第2回ビザ面接
1-5. 第3回ビザ面接
1-6. ビザ取得プロセスを終えて

1-1. ICLS訪問
このインターンシッププログラムの母体であるICLSのディレクターに初めて会ったのは去年の11月でした。わずか半日という短い時間でしたが訪れる前にプログラムの申請を終えていたためDS2019を受け取りホストカンパニーのリサーチをお願いしました。この時点ではまさか6ヶ月もビザ申請に巻き込まれるとは思っていませんでした。

1-2. 第1回ビザ面接
大使館の窓口でF-1ビザが次々と発行されているのを見ながら、名前を呼ばれるのを待ち、2回面接を受けました。1回目に呼ばれたときには男性の面接官に「キャリアチェンジをしたいんですね」とトレーニングに参加するこちらの目的を理解してくれているようでしたが、「またお呼びします」と私の書類は"Pending"の箱に入れられました。2回目に呼ばれたときには女性の面接官に、「トレーニングプランはどこにあるの?この団体で税務のトレーニングは受けられないでしょう?」「いったいどうしてUSCPAの試験なんて受けているの?」と鼻から却下、そして却下する理由を探しているようでした。私の前にF-1以外のJ-1もしくはHビザの申請をしにきた、と思われる女性が3,4人いましたが、その日ビザを受け取った人はいないようでした。今回の却下の理由は、受け入れ企業が税務のトレーニングを受けるために適格でない、ということでその旨が書かれた書類を渡されました。

数パーセントの却下されるかも、という不安はあったもののまさか本当にそうなるとは思っていなかったため、かなり落ち込みました。私の頭の中では1月中旬にはアメリカに居ることになっていたので、引越しをし、荷造りをし、出発前に友人に会い、など全ての計画がたっていました。ところが・・・購入した航空券をキャンセルし、海外保険の期間変更手続きをし、どれくらいかかるかわからないホストカンパニー探しが始まりました。

以下はICLSからのE-Mail。
Sorry to hear about your visa interview. Well, I can see that the embassy is getting tougher on internship side. Stay strong. You are not alone. We will work this out.

1-3. ホストカンパニーとの面接
大使館での第一回面接後、ホストカンパニーが見つかるまで1ヶ月かかりました。ICLSの強力なサポートにより、(たいして英語を話せもしない日本人を受け入れる訳ですから相当な力で推薦してくれたと思われます)なんとか面接に漕ぎつく事ができました。

以下ホストカンパニーが見つかった旨のE-Mailです。
I know you have been waiting a long time to hear this news: A LLC in CA would like to have a phone interview with you. The phone interview will take place as a conference call through ICLS- I was thinking we could do this on Monday at 6:00 pm Washington DC time, which is Tuesday morning 8:00 am Tokyo time. Please let me know if you will be able to do the interview then.

一回目のインタビューは2月上旬、朝8時に行われました。通常ホストカンパニーとキャンディデートのやり取りをICLSが聞いている、というスタイルをとるようですが、電話回線の調子が悪く、ホストカンパニーと私との面接になりました。
忙しい税務申告の時期だったため、秘書かアシスタントの「なんとかさんから伝言が・・」の類の割り込みが何度もあり、10分も話さないうちに「また連絡します。」と終わってしまいました。緊張をした割にはあっけなく終わってしまったわけですが、私にとっては都合のいいことでした。私のPoorな英語力がばれなかったので。

ところが。待てど暮らせど面接の結果が来ません。1週間程たったところで連絡がついたらしく、2度目の面接のアポを取り付けた、とのメールがきました。又、朝8時に。今度は土曜日に・・
前回と同様電話の隣で連絡を待っていたところ、ICLSから「電話したけど外出中だって・・」と、彼女も残業して面接をアレンジしてくれていたのでかなりご立腹の様子でした。私は、と言うと、待たされることに慣れてしまったので「またか・・」という気持ちと、緊張の紐がプツンと切れて何も考えられない状態で「あっ、そうですか・・」としか言えませんでした。とりあえず「チャンスを下さい」とのメールを送り、返事を待ちました。

更なるICLSの強力プッシュによりなんとかOKの返事を受け取り次なるステップに入りました。次なるステップはホストカンパニーからの必要書類を待つこと。これに20日・・
ビザ面接に関していろいろ調べたところ、申請に際して定職に就いていないとビザは却下される、という情報を入手したため、すぐに税理士事務所でのアルバイトを探しました。運良くある事務所の先生が私の状況を理解して下さり、確定申告の手伝いをすることになりました。短い期間でしたが、この時の経験が今非常に役に立っています。

1-4. 第2回ビザ面接
散々待って届いた書類を持って、第2回ビザ面接に臨みました。ホストカンパニーも見つけられたし、エッセーも用意したし、と全て完璧だとこのときは思われました。
ところが、面接官からICLSが準備したトレーニングプランではなくホストカンパニーが書いた詳細なプランを持ってくるように、と言われてしまいました。受け入れ会社が名のある会計事務所ではなかったため、今回はどうやら本当にこの会社で書類に書かれているトレーニングを受けられるのかホストカンパニーを疑っているようでした。ただし、却下ではなかったため、一応もう一度面接を受けるチャンスを与えられました。

Remain optimistic, we will bring you to the States.

1-5. 第3回ビザ面接
2度目のビザ面接の結果をすぐにICLSに報告し、ICLSではトレーニング計画の訂正のためにホストカンパニーに連絡を取りました。4月の末に再度大使館に行くことを予定したのですが、4月15日の税務申告を終えた彼らはなんと1週間のバケーションに入ってしまったため、再びいつ届くかわからない連絡を待つことになりました。ICLSも当初は待つつもりだったようですが結局トレーニングプランのドラフトをICLSと私で準備することになりました。大使館での面接の予約をし、ホストカンパニーから書類が送られてくるのをやきもきしながら待つことになりました。

アメリカ大使館では窓口の向こうで2人の面接官が私の書類について何かを話しているようでした。どうやら、1人の面接官は「どうしてOKなんだ?」。もう一人は「だってどうやっておとすのよ?」と。しかしながら、今回の書類は今まで重箱の隅をつついてきたアメリカ大使館でももう指摘するところがないほど完璧なものでした。男性の面接官は明らかに、そしていやいやながら、形式的にいくつかの質問をし、「あなたのビザは1週間程で郵送されます。」と私に言い、その旨を書いた、隣の窓口で多くの申請者が受け取っていた、そしてずっと待っていたあの紙を渡されました。しかしこの時点でもう疲れきっていて喜びはあまりありませんでした。かなりハードなトレーニングの第一段階を終えたかのように感じられました。

J-1ビザはパスポートと共に面接の3日後に送られてきました。
ICLSに報告した際に送られてきたメールは以下の通り。

Congratulations!!!!! I am so happy to hear that the US Embassy issued you a visa! We are waiting to hear of your flight itinerary and we are really looking forward to your arrival.

Wonderful news! So glad that you do not have to go through visa interviews any longer. Congratulations. Get ready for the trip now. We will sign you in the new session starting on May 23 at ICLS.
Look forward to your safe arrival.

1-6. ビザ取得プロセスを終えて
ビザ取得に関しては申請者のバックグラウンドがそれぞれ異なるためこれという方法、対策がないようですが、「かなり難しい」と言われた私が取得できたのですからこれはアメリカ領事館と申請者のどちらが粘るか、という問題だと感じました。諦めなければけして不可能なことではありません。
このプログラムに参加をするかどうか、かなり悩み他の選択肢を考えたことがあるのは正直なところですが、インターンが始まった今では悩みすぎだった、と思っています。そんなに大変な思いをして、多くのリスクを負って参加する価値があるのか、と疑問を持つと思いますが私の答えはYesです。ここはその辛さをもってしてもあまりある経験を得られる場所だと感じています。この先多くの困難があると思いますがそれを越えたときの自分をみるのが今は楽しみです。
 
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